このホームページを始めて、3年が過ぎました。いろいろな人と出会うことができて、やってよかったと思います。
地方から泊りがけで遊びに来てくれて、全身レザーになって、「いい思い出になりました、ありがとう」なんて言われると、うれしいものです。
そうしてレザーづくめになるカッコよさ、黒いナイロンの靴下を履く色気・・・そうしたものが確実に若い世代に伝わってほしいです。
俺はもう若くありません。ですからそうした「ゲイのカッコよさ」が次の世代に受け継がれて欲しい。そんな思いで、このホームページを1から自分で作りました。
ゲイ、イコール、カッコいい男・・・それは外見だけじゃなく、生き方もカッコいい。その領域を目指す姿勢が大事です。俺もそうありたいと思います。
掲示板で出会い、待ち合わせをする。物陰に隠れて相手を見て、タイプじゃなかったらシカトして立ち去る・・・そんな卑怯なゲイが居なくなって、「ゲイという生き方はカッコいいんだ」・・・そんな風潮になることを祈ります。
俺が生きているこの人生の間には無理でも、若い世代に、いつか、そんな風潮を作ってほしいと切望しています。
この一生だけでは 辿り着けないとしても
命のバトン繋いで
願いを引き継いでゆけ
遠い昔、まだネットの揺籃期だった頃、すなわち、パソコンが世に出て、ようやく普及し始めた時代には、冬場、毎月1回の割合で「レザーナイト」が開催されていました。
俺も革ジャン、革パン、ロングブーツ、グローブという「黒革完全装備」で、欠かさず参加しておりました。
ゆきずりのレザーマンにナンパされ、不思議とトイレに連れ込まれることが多かったです。
「嘘だろ~」という人も多いと思いますが、モテて、結構「いい思い」をしました。
レザーの世界でも有名な「お歴々」が揃っていて、当時はまだ若輩者だった俺は、「レザーナイト」を通じて、そうした「お歴々」と近づき、話をするようになり、仲良くなってゆくのが好きでした。レザーの楽しみ方を語り合ったり、パソコンのスキルを教え合ったり。
パーティーが跳ねた明け方には、みんなで全身黒革のまま、ファミレスで食事するんです。黒革ずくめの男たちの集団がファミレスの席を占拠するのは圧巻でした。いま思えば「なんてことを・・・」となりますが、やってる当時は楽しかったな。
ゲイの一大ジャンルである「レザーの世界」を育て上げ、牽引していたメンバー、今どうしているのかな?
風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス
街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
昔、新宿で因果な水商売をしていた時、知り合ったダチと、今でも仲良く連絡を取り合っています。
サトシといいます。俺が働く店の隣の店で働いていたのですが、当時俺が28歳、サトシは20歳の大学生でした。
当時流行したチェッカーズの影響を受けたサトシはイケメンでした。が、残念ながら、ノンケでした。でも親しくなり、よく話をするようになりました。
ある日、店がハネた後、サトシが深刻そうな顔をして俺のところに来ました。そして俺に言いました。
「マヨさん、腹が減って死にそうなんで、ご飯を食べさせてください」
俺は「あぁ、いいよ、いいよ」と言い、定食屋に連れていき、腹一杯食事をさせました。
サトシは自分の境遇を俺に話しました。父親がアル中で実家が崩壊していること、単身、名古屋から出てきて大学の学費から、東京での生活費まで、全部自分でアルバイトしてやりくりしていること・・・でも生活は困窮していることを俺に打ち明けました。
普通、飲食の仕事って食事が出るものです。いわゆる「まかない」です。でも、サトシの働く店にはまかないがなかったのです。
「ご飯をたべさせてください」そう打ち明けるのに、どんなに勇気が要ったことでしょうか。イケメンでタイプとか、そんな邪心も全くなく、ただ俺はサトシが弟のように思えました。愛おしかったです。
その日から、食事や飲みに連れてったりして、卒業まで生活を援助しました。
卒業して、名古屋に帰る時、サトシは俺に言いました。
「この恩義は必ず返すから」
俺は言いました。「おまえが成功して、そばに喘いでいる人がいたら、今度はおまえがその人を助けてあげればいいよ」
それから会わないでいる月日が流れて。俺は思い出したように連絡をしてみました。
建設工事を請け負う会社を立ち上げ、働いて、働いて、働いて・・・豊かな潤いに満ちた成功を収めていたのです。
俺の、元気なころしか知らないサトシは、難病を宣告され、難儀したことに、すごーーく驚いたと言います。俺が行政に頼ることなく、何とか自力で生活がしたいという意思の元、今の会社に入ってスーツリーマンしていることを、称えてくれました。
名古屋に招かれ、下にも置かれぬ歓待を受けたものです。仕事に成功しているだけじゃなく、結婚し、2人の娘を授かり、暖かい家庭を築いたことに、涙するほど、感激しました。
その時ご馳走になった「櫃まぶし」本当に美味しかったです。
再会以来、上京するとウチに寄ってくれて、何くれとなく気にかけてくれます。
今年の夏、社員旅行として、従業員全員をバリ島に連れて行ったと言います。
「サトシ、偉いね」と言うと、彼は言いました。
「だって、マヨさん、俺はいいから、今度はおまえが誰かにしてあげなさい、って言ったジャン」
辛酸をなめるような苦労をして働いて、働き抜いて、温かい家庭とか、社会的ステータスに憧れて、成功してゆく・・・そしてその苦労を敢えて苦労だと言わない。そんな成功者って、カッコいいね。
辿り着けたら 誰が居るだろう
力尽きたら 誰が知るだろう
報われたなら その時泣こう
それまでは笑ってゆこう
黒靴下の狼という名前でやっていた ツイッターをやめました。「せっかく、フォロアーさんが1200人もついていたのにね」とゲイフレンドは言います。
俺はもともと、そんなに「のめり込んでた方」じゃないのですが、やはりフォロアーさんの動向や、自分が投稿した画像にどんな反響があるかなど、気にしておりました。
が、「そんなことしていて、何になるのだろう・・・」という気持ちに、すぐになりました。
毎日のように素顔や局部をもろに出して、「いいね」をたくさん獲得することに一喜一憂している「ツイッター依存」の人を見ていて、「この人、仕事しているのだろうか?」という気にもなりました。
もちろん、そういう楽しみ方をどうとも思いません。
批判的になる気もありません。
ただ、俺には向いてないと思いました。
「そんなにのめり込んでたわけじゃない」と言っても、ツイッターを止めて、ほかに使える時間がずいぶんとできました。ジムで今まで以上にカラダを鍛えたり、仕事に役立つ本を読んだり、料理を作って友達と飲み会したり・・・
先日,全身レザーになって、マンションの屋上で空を見ました。なんか不思議な感動でした。寒さの中でレザーを着て、初冬の空を見ている・・・清々しいんです。
時間を有意義に使えてる気がしました。
1日を36時間と決めたんです
他人様の進み方は知りません
お陽様が昇って次に昇るのが1日じゃなく
次が昇るのを見届けて 沈むまでが1日
できることがまだ間に合う し残したことがまだ間に合う
ゆっくりゆっくり悲しみは癒えるだろう
大切に大切に愛する人と歩くだろう
おそるおそる人は変わって行けるだろう
追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか
追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか
東京から随分と離れた地方都市で暮らすレザーフレンドがいます。知り合って、かれこれ10年になります。
時間を使って、東京へ俺に会いに来てくれてこともあります。
当時の彼はまだフルレザーになる装備とてなく、うちに泊まって、レザーで絡んだ時、俺の革ジャンを着て、興奮していました。エッチ以外でも、東京の有名なスポットに遊びに行ったり、美味しいものを食べに行った、楽しい思い出が残っています。
俺はその彼がとても頑張っているのを知っていました。地方都市に帰る時、「荷物になるかな?」と言いつつも、コレクションの中から気に入っていて、よく履いているブーツを1足、プレゼントしました。
「マヨ兄からブーツを貰えるなんて・・・」と、感激してくれたのが、俺としても、とてもとても、嬉しかったです。
地方都市に帰って、東京での思い出を励みにしてくれて、働いて、働いて、その彼はバイクを買い、ライダーになりました。
俺が送ったブーツを履いてバイクを駆っていると言います。
「あのブーツが、ブレーキやギアを操作しているんだ・・・」
そう思うと、感慨もひとしおです。
あれから10年以上の月日が流れ、ライダーであり続ける彼は、俺が送ったブーツを今でも履いているそうです。写真を送ってくれましたが、いい感じに退色感が出ています。
いまや大人の革ツナギライダーになった彼、ブーツを贈られた日の感動を忘れていないそうです。
こういう熱いハートを持ったレザーマン、好きです。こういう人、もっともっと出てきてほしい。
見覚えのある あの少年が
遠い昔を抜け出して
私に気づかず 私の隣で 背伸びして佇んでいた
見覚えのある あの少年が
遠い昔を抜け出して
私を知らずに 私にもたれて 遥か未来を眺めていた
あの子の宝は何だろう
あの子の願いは何だろう
今の私の願う宝は
あの子と同じものだろうか
見覚えのある あの少年が
遠い昔を抜け出して
私を見上げる 私は目を逸らす
教えてやれることは まだ無い
いつも、旅行とか、食事に付き合ってくれる友達がいます。
俺ん家の合鍵を持っているので、会社で不意の買い物に気づいた時など、買って、冷蔵庫に入れておいてくれるので、便利です。
その彼から黒革手袋を贈られました。「CACAZAN」というブランドの逸品です。程よい厚みがあり、しなやかで手にフィットし、手の動きに連動してしなう感じが、いいです。
黒革手袋フェチが共通している俺たち、ありがたいプレゼントです。
黒革手袋をただ単にプレゼントしてくれるだけじゃなく、更に俺を感動させてくれたのが、俺にプレゼントしてくれた黒革手袋を彼が嵌めて、俺の屹立した肉棒をしごいてイカせてくれたことです。よがり声をあげて気持ちよく放出しました。知り合って、仲良くして3年・・・大人になったものです。
相手を喜ばせることを、いつしか、ちゃんと知っているのですから・・・
愛より急ぐものが どこにあったのだろう
愛を後回しにして 何を急いだのだろう
甘えてはいけない 時に情けはない
手離してならぬ筈の何かを間違えるな
振り向く景色はあまりにも遠い
もいちどはじめから もしもあなたと歩き出せるなら
もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい
海から生まれてきた それは知ってるのに
何処へ流れ着くのかを 知らなくて怯えた
生き残る歳月 ひとりで歩けるかな
生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな
限りない愚かさ 限りない慕情
もいちどはじめから もしもあなたと歩き出せるなら
もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい
甘えてはいけない 時に情けはない
手離してならぬ筈の何かを間違えるな
この歌いいな。酒を飲みながら聞くと涙が出る。
決して悲しいのではなく、誰かと生きていく機会を、今からでも持てるといいな、なんて、しみじみとした気分になって、泣けてくる。
「一人だけの部屋で、ポルノを書いた」
淫靡な下着をつけて
淫靡な黒靴下を履いて
主人公は自分。
「こうなってほしい」「こんなふうにしてみたいな」 みだらな願望を書きなぐる。
「こんなことをしてくれる人がいたらな」が未だ実現しないから、妄想として心の中で膨らむ。
いま現在、一人で部屋にいることと、「こんな愛され方をしたい」という欲望の連座
書いているうちに、カラダのある部位の体積が増してくる。
「こんなことを考えて文章にしている俺、ヘンだろうか?」
という思いより、
「俺が書くポルノを読んで、深く賛同してくれて、オナニーしてくれる人が、どこかにいてほしい」
と思ってしまう。
そんな人が、たとえいなくても、パソコンのタイピングの練習になったと笑う。タイピングが早いことは仕事が早いことに直結するから・・・
ポルノを書くことも、有意義だと思う。
宝くじを買う時は 当たる筈などないと言いながら買います
そのくせ誰かがかつて 一等賞を貰った店で買うんです
外れた時は当たり前だと 聞かれる前から笑って見せます
当たり前だと こんなものさと 思っていなけりゃ泣けてきます
愛が好きです 愛が好きです
あした孤独になれ
先日、航空自衛隊の幹部候補生の22歳の若者が、17歳の男子高校生にホテルで淫行したとして、逮捕されました。
ツイッターで知り合ったとのこと、被害を訴えている高校生も、誘うような「蠱惑的な画像」をツイッターに投稿していたのではないでしょうか?
つまり、被害者とはいえ、男の人に抱かれることに積極的だったのだと思います。
あたし男だったらよかったわ
力ずくで男の思うままに
ならずに済んだかもしれないだけ
あたし男に生まれればよかったわ
男だって、力ずくで男の思うままになってしまう時代になってしまいましたね。
さらに進んで、自分からレイプしてほしいと望む人、しかも複数の男に取り囲まれてレイプされたい、なんて望んでいる若者、多いですね。
快楽を追求するのはいいことですが、男同士の恋愛がタブー視されなくなり、公然と言えるいまだからこそ、男同士の性交にも「貞操観念」が必要だと思うのは、俺が変わっているのでしょうか?
ちなみに俺はレイプするのも、されるのも、嫌です。
フェチが合う人と、安心した了解の上で、責め合いたいです。
セックスして気持ちいい・・確かに感じてるんだけど、なかなかイカない時って、誰でも経験がありますよね。
ある程度の時間でイカないと、感じていないみたいで相手にも悪いし・・・
そんな時、いい方法があったら教えて下さい。
月見草だけに 守られた
どこかでみたような あばら家ひとつ
そこで誰かが 呼んでいる
イカなくては
イカなくちゃ
ちぎれ雲より 早く飛び
もう2年近く経ちますが、HuGs を通じて仲良くなった TAKAくんのお招きで札幌へ旅行したことがあります。
雪まつりの幻想的な光景や、食べ物のおいしいことにすごく感動しました。あちこち、案内してもらい、観光も楽しめたのですが、今頃になって、行き忘れたところがあるのに、ふっと気が付きました。
それは、みゆきさんの母校・藤女子大です。みゆき姉さんが通った大学の正門前で記念写真を撮るのを忘れてしまいました。
というわけで、再度、札幌に行きたいです。ただ、女子大の前で、男が写真を撮っていたら、何か言われそうな気もしますが・・・図々しく、写真に収まりたいとと思います。
それに、最近までやっていた twitter を通じて、仲良くなった,札幌在住のスーツが似合う美青年リーマンにも会いたいです。彼から黒ソックスをプレゼントされたのですが、そのお返しもしたいです。
「そうだ、札幌に行こう!」
吹雪の海で迷っている漁船から
無線は強気な駄洒落
氷の国の人は涙のかわりに
負けん気なジョークを言う
昨日あった出来事もみんなみんな包んで
サッポロSNOWY まだ SNOWYあの人が
まだ好きになってくれないから・・・
みゆき姉の母校、藤女子大学に行って参りました。
夏の北海道、最高でした。
みゆき姉が通ってた頃とは、違う外観だと思いますが、正門の前で写真が撮れて、感激です。
みゆき姉はここで学んで、独特の感性や表現力を磨き、あの素晴らしい詩を書く下地を醸成したのでしょう。
訪れることができて感無量です。
南三条 泣きながら走った
胸の中で あの雨はやまない
許せないのは 許せなかったのは
あの日あいつを惚れさせるさえ
できなかった 自分のことだった
出会う・・・掲示板、SNS、友達の紹介、方法はいろいろありますよね。共通するフェチ、性的嗜好がちょうど合う。
何回かメールをやり取りして、確認し、「この人となら」って思い、会う。確認し合ったにも関わらず1回会って、それで終わっていくことがある。
何回か会って、終ってしまう場合もある。
ある程度の期間、付き合って、幸せになれるはずだったのに、何かが違っていて、別れ行く。
性格の不一致?
お互いに合わせられない我慢の無さ?
ひとりの人に縛られることなく、自由にゲイライフを楽しみたい?
理由は何であれ、幸せになる筈だった二人が背中を向け合い、別々の方向に歩いてゆく。別れは辛いものですね。経験しないで済むなら、それに越したことはありません。
こんにちのネット社会の爛熟で、別れた人が今どうしているのかを、簡単に知ることができてしまう。
「ああ、いまはこんな人と付き合っているんだ」とか、
「こんなフェチに目覚めたんだ」という有りようです。
まるで旅人のように、1回だけ会って、関係して、それきりになってしまう。
まるで契約のように一定回数会って、関係して、別れてゆく。
ケースはどうであれ、そうした「別れた相手」をふと思い出して、妙に懐かしんでしまう性分が、俺にはあります。
「幸せにしているならそれでよし、もし、何かにつまずいているなら連絡してくれよ」って、
お節介な思いを抱いてしまいます。困った性分です。
俺の LINE・ID s1110934
かなしいですね 人は誰にも
あした流す涙が見えません
別れる人とわかっていれば
はじめから寄り付きもしないのに
後ろ姿のあの人に 優しすぎたわとぽつり
ほうせんか 私の心 砕けて砕けて紅くなれ
ほうせんか 空まであがれ あの人にしがみつけ
かなしいですね 人はこんなに
ひとりで残されても生きてます
かなしいですね お酒に酔って
名前呼び違えては 叱られて
後ろ姿のあの人に 幸せになれなんて祈れない
いつかさすらいに耐えかねて 私を尋ねてきてよ
一つのベッドで寝る
セックスの後、満ち足りた気分で抱き合って眠る
豪華な部屋じゃなくても、安らいだ気分になる
俺の胸に顔を埋めて、くつろいでくれる愛おしい人
夜中に救急車のサイレンが近くを通り、どことなく不安な気分になったのだろう・・・
胸に頬を摺り寄せて来る
「大丈夫だよ」
そう言って、抱き寄せ、出ている肩に布団をかける
安心しきったように再び眠る人
君の眠る夜の色を 何と呼べばいいのだろう
君の潜む夜の色を 何と呼べばいいのだろう
光は希望か 闇は恐ろしいか
それならこの白い夜はどうだ
それならこの白い夜はどうだ
あるSNSで「束縛されるのが一番嫌い」という書き込みを見ました。とても短い、1行の書き込みです。書き込んだ人は20代、まさにモテ期で、ゲイライフを謳歌している感じの人です。
束縛、確かに嫌ですよね。「どこへ行ってた?」とか、「なぜ髪型を変えた?」なんて、いちいち突っ込まれたら、ゲンナリします。「そんなこと、なんで報告しなきゃならないの?」って、誰しも思いますよね。
でも、です。俺は束縛された方が安心できる部分もあります。俺が変わっているのでしょうが・・・「どこへ行こうが」「どんなことをしようが」無干渉だったら怖くなります。好きな人なら、なおさらです。
ある程度、束縛してくれた方が、「あ~、俺はこの人のものなんだ」って、不思議な安らぎがあります。
最近の若いゲイって、「束縛は嫌」って、深く考えないで、すぐに言いますね。特定のパートナーを作らないで、いろんな相手を楽しみたいのでしょうか?
それはそれでいいと思いますが、そうやって色々な人を渡り歩いているうちに、関係した相手に「本命さん」ができて、気づいたら一人のまま、年を取っていたなんてことがあるものです。
同じSNSで、「ゲイだって、付き合う以上、男女の夫婦のように、相手に不倫を許さないのは、いけないことだろうか?」という書き込みを見ました。俺はその書き込みに賛同して「いけなくない」と声を挙げたいです。
付き合うことって、ある程度の束縛が無ければ、冷めた感じが入り込みます。
誰かがおまえに 矢を射かけるかと
怯えて怯えて 夜も眠れない
誰かがおまえに 毒を盛るかもと
怯えて怯えて 水も飲めないね
そんなに怖ければ
DIAMONDCAGE ナイフより強い
DIAMONDCAGE 檻で囲え
DIAMONDCAGE 頑丈な檻の
DIAMONDCAGE 中で笑え
黒靴下に感じるというゲイフレンドが6年ぶりに訪ねて来てくれました。
6年前、SNSを通じて知り合い、黒靴下でプレイした後、一緒に鍋をつついて酒を飲みました。感動したリアルだった旨のメールが来て、俺自身会ってよかったと思いました。
その直後、彼は海外へ旅立ちました。全く言葉も通じない異国で彼はまるで「武者修行」のように、何かを掴もうとしているようでした。その時25歳だった彼、「若さってなんでもできていいなぁ」と俺は思いました。「頑張って自分の生き方を掴めよ」と祈りました。彼は「頑張って、立派に成長して、また会いに来るからね」そう言って渡航していきました。
それから歳月が流れ・・・ある大国にできた新しい政権が彼の滞在している国を揶揄しました。国境を接しているがゆえの「国際的意地悪」のようなものです。
「彼の、かの国での生活は安寧なのだろうか・・」と、そこはかとなく、俺は案じておりました。
そんな矢先、「久しぶりに日本へ帰るから、会いたい。会ってマヨと飲みたい」と連絡をもらいました。
約束の日、彼はウチに来ました。そこに現れた彼、6年前はどちらかというと、「ヤンチャ系」の若者でしたが、今俺の目の前にいるのは、スーツをビシッとキメ、スーツ用のドレスブーツを履いた好青年でした。仕事がデキる感じの若手リーマンという雰囲気でした。
思わず俺は、「カッコいい」と嘆息し、彼の許可も待たずに彼のドレスブーツにキスをしました。
そんな俺の振舞を彼は許してくれて、靴の爪先で俺の額を小突いてくれました。玄関から部屋に上がる時ブーツの中から黒い靴下が出現しました。
6年前と同じく、俺は彼が絶賛してくれた鍋料理と日本酒を振る舞いました。6年ぶりの再会の杯を合わせました。「すっかり逞しくなったね」と俺が言うと、彼は「そんなことないですよ」と照れ笑いしながらも、嬉しそうでした。日系企業の現地法人で、現地の労働者を使って生産する部署の管理職だと言います。31歳になったと言います。
酒が進んで程よく酔いが回った頃、俺は彼の黒靴下に手を伸ばしました。彼に引き寄せられる形でスーツ姿の彼の胸へしなだれ付きました。黒靴下をいじっている俺の耳元で彼が言います。
「今日はこれで可愛がってやるからな」
6年前には想像できなかった彼の言葉に俺はすっかり征服されてしまいました。
ベッドに入ると、彼は黒靴下の足で俺の顔をグリグリと踏みます。上着を脱ぎ、ネクタイを外し、Yシャツのボタンをはだけた格好で俺を抱いてくれました。若いデキるリーマンになった逞しい彼が履く黒ビジソで顔を踏まれ、砲身を踏まれ、嗅がされました。
「欲しい」俺が言うと、彼は俺の顔の上に跨るように砲身を俺の口へ突っ込んでくれました。俺にしゃぶらせながらも、黒靴下の足で俺の砲身を足コキします。俺の口の中に彼のザーメンは流れ、足コキされながら俺もイキました。海外でガムシャラに頑張って、逞しくなって、人を喜ばせることを知った彼・・・俺の方が年上なのに、彼の胸に甘えるように眠りました。年下に抱かれるのもいいものです。
それとともに「必ず成長して会いに来るから」という誓いを果たしてくれたのが嬉しかったです。
銀河秋を告げ冬を待ち春を迎えて
旅人は忘れ草に絡めとられ 宵待草は萱原に埋もれても
逢おうが為の約束ならば 逢うを待つ間に恋死に死んでなどなるものか
たどり着き得ぬ人への想いを 試し眺めて歌詠むような女に人待ちを名乗られたくはない
必ずと疑わぬ目に時など移る隙があろうや
必ずと疑わぬ耳に時など響く隙があろうや
荒野を越えて 銀河を越えて 戦さを越えて
必ず会おう
来る 来ない 待つ 待たない
会う 会わない
会う
レトロなバーでお酒を飲むのが好き。
俺が青春後期をおもいのまま楽しんだ街・ヨコハマ。
シーメンスクラブという、本牧ふ頭にある船員クラブで、よく遊んでいました。ビリヤードをし、お酒を飲んで。
今の若い人の流行には、こうした酒場は魅力がないのでしょう。往時の賑わいもなく、ひっそりとしています。
ただただ、俺には懐かしいだけです。まるで「太陽にほえろ」に出てくるような酒場・・・どこかもの寂しげで、それでいて妙に落ち着く。
時流に取り残されても、こうした酒場、残っていてほしい。
ネオンサインが妖しすぎて あらぬ期待の国道沿い
いま通った車もきっと 5分でUターンしてくる
`60のカレンダーが 今もここでは使われてる
土曜の後が金曜日に 変わることでもない限り
いざないの風が吹く なりゆきの顛末
寝そびれた子供には 目の毒な宵
ここはパラダイスカフェ 夜明けまで色とりどりの客が
みんなパラダイスカフェ テーブルの向こうに見る甘い夢
ここはパラダイスカフェ 夜明けまで悩みのない客が
みんなパラダイスカフェ テーブルの向こうに見る甘い夢
しつこいようですが・・・
このサイトを初めて、いろいろな人とコンタクトをとることができました。
旅好きな俺、このサイトを通じて知り合った人に招かれ、その人の案内で念願だったエリアを旅することもできました。
レザーにしろ黒靴下にしろ、いろいろな人が着こなし、履きこなしをアドバイスくれたり、意見を戦わせることができて、とてもうれしく思います。
レザーや黒いナイロンの靴下の入手方法などを聞いてくる若い人がいるのも、そうした「ゲイのジャンル」が次の世代に伝わって行くようでうれしいです。
ただ・・・
残念なことに勘違いしている御仁もたくさんいらっしゃいます。
メールをくれる、俺がメールを返す・・・それだけで俺がエッチすることを引き受けたと思ってしまうようです。もちろん俺もエッチは大好きだから、相性が合うならやりたいです。
でも、そうでなくても、コンタクトを取れば、イコール肉体の関係と勘違いしている人がたくさんいます。
「どうやったらレザーが決まるか」等、考えて努力して挑戦してください。高ピーな言い方で申し訳ありません。
♪こんなサイトをしているような男だから
誰にでも優しくすると思われやすい
信じてもらえる柄でもないけど
信じてもらえる柄でもないけど
オイラにだって嫌いな奴はいっぱいいる
だけど誰にも嫌いだと言えない
独りぼっちが怖くってこんなに笑って生きてる