黒革完全武装で鞭道
鞭道の鍛錬には 余念がないように心掛けている
いつ いかなる時でも 罪人を処刑できるように
俺が履く 黒革ロングブーツを きちんと舐めて磨いた奴隷に
褒美として 鞭をくれてやると 奴隷は喜悦の声を挙げる
鞭が強いほど 奴隷の歓喜は大きくなる
「鞭で打たれて 嬉しいんだ」 そんな奴隷を
俺は蔑む
賎民が 征服され 為政者の私的な戒律で支配されることに
至上の喜びを 見いだせるように・・・
鞭で打たれることに 感謝の念を 忘れないように・・・
黒革完全武装で 鞭を持った俺の前で
賎民奴隷に 人権は存在しない
俺は賎民に対して 言葉で指示することは ない
鞭 または ロングブーツの爪先で行う
ガントレットグローブで鞭を握る・・・その威圧性がたまらない
いつもの黒革手袋より エキサイティングな気分になる
鞭の威力に反映されるだろう
俺は 素手で鞭を持ったことは ない